ヴィンテージアロハシャツとは
昔のアロハシャツが特定のファンの中で非常に高値で売買され、ヴィンテージ化しているという話は聞いたことがあると思います。このヴィンテージアロハシャツの多くは1940年代後半から1950年代初頭にかけてのもので、アロハシャツの素材にレーヨンが使われていた時期と重なります。アロハシャツの歴史の上でもこのような時期は10年ほどしか続かなかったので、品自体が少なく、そうしたこともマニアの心をかき立てる要因となっているようです。例として KAMEHAMEHA GARMENNT社がこの時代に作ったアロハシャツで保存状態の良いものは日本円で数10万円~100万円で取引されることも珍しくありません。
しかしアロハシャツはやはり日常の生活で着用してこそ真価を発揮するものです。好みに応じて様々な色や柄のアロハシャツを取り替えて楽しむと言うのが最もアロハシャツらしい用途であることは言うまでもありません。
ちなみにアロハシャツと言えばハワイ固有の植物やフラダンスを踊る女性たちなどと言ったモチーフが柄に取り込まれているものが多いイメージがありますが、実際にははるかに多くのモチーフが自由に使用されています。
実はアロハシャツの柄においては日本特有のモチーフもひんぱんに用いられています。これはアロハシャツの歴史の初めの頃に日本から渡ってきた移住団が古い着物をアロハシャツに仕立て直して着用したことが始まりで、こうした和柄は現在でもその意匠のオリジナル性の高さで非常に人気があります。